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2019.03.11

8年

8年前は寒い雪の日でしたが、
今日は朝からひどい雨
仕事行くまでにかなり濡れました。
午後には雨が上がり、14:46に母さんは道を歩いていましたが、どこかから鐘の音が聞こえてきたので、その場で黙祷しました。

震災の時、ハルキは3歳だったのですが、揺れている間は大きなソファクッションの上で寝続けていましたし、原発事故のこともよくわからなかったと思います。
だから、毎年この時期にテレビで見る情報がハルキのほぼすべてであり、母さんはそれでよいと思っていました。

今日は、今年度最後の高校でのバスケスクールでした。
車の中で、突然ハルキに、
「地震の時って、オレのうちどうなったの?」
と聞かれました。
初めてのことです。
揺れ始めた時、母さんは近くの銀行の帰り道で、家に入ったらハルキは寝ていてコウスケはダイニングテーブルの下で泣いていた、というのは母さんが何度も話してきましたが、それ以外のことを話すのは初めてかも。
壁に固定していた食器棚は無事だけど、中で食器が割れたこと、2階の夫の部屋と子供部屋はめちゃくちゃになり、もしあのとき子供部屋で遊んでいたら2人ともダメだったかもしれないこと、お風呂のタイルが余震のたびにどんどん割れていったことを話しました。
真剣に聞いていました。

「あとさ、原発ってどうしてヤバかったの?」
これは答えるのが難しいですね。
発電の仕組みと原子力発電所の簡単な構造、それがどうして津波を受けて大事故になったか、母さんのわかる範囲で話しました。
あのころ、ニュースでずーーっと見てたからね。
そして、どうやって郡山で暮らしてきたか、どうして仙台に避難したかも話しました。
黙って聞いてました。

別に、それに対しての感想もいらないし、そのうち忘れちゃってもいい。そこに少しでも関心を持ってくれたことで十分です。

そんな今年の3.11でした。

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